これで解決!

認知症の食べるを支えるポイント43

【本書の特長】
高齢者にとって「食べる」ことは楽しみでもあり、生をつなぐために重要ですが、認知症の方が食事を拒否したり、口に入れても吐き出したり、飲み込めなくなったりして介護者が困っていることがよくあります。
認知症は65歳頃から増加し85歳以上では半数が罹患している病気であり、治療する方法がなく進行性で、さまざまな症状を示すことが特徴です。
医療従事者は、認知症の方に対して楽しく安全な食事時間を提供することで「認知症の食べるを支える」務めがあります。知識をつけることでさらに支える範囲も広がり、経験を積むことでさらに支えられる方が増え周囲に安心感が広がります。
本書は、認知症の方の食事に関してのさまざまな場面を想定して、家族や施設、病院などの介護者が困ったときのヒントになるように、特に「食べるまえ」、「食べるとき」、「食べたあと」に分類して編集しています。また病気の進行に伴い、徐々に変化していく食事摂取や介助を少しでも理解して、安全に食べることが容易に理解できるようイラストを多用して解説しています。
本書は、「認知症の食べる問題」に関して、最前線の現場で働くさまざまな職種の今現在の「食べるを支える」知識を集約したものになっています。医科の視点からはもちろん、歯科、リハビリテーション、看護、介護などの視点も入っており、さまざまな場面でそれに応じたアプローチができる内容となっています。本書が、認知症を発症して「食べる」ことが難しくなってきた方を支える多くの介護者のお役に立つことを願います。

(Amazon商品紹介より引用)

 

 

 

 


 

食べるまえ、食べるとき、食べたあと―摂食嚥下障害の現場から

 

 

「食べたい」という患者さんや高齢者の方のために、安全に食べるためのリスク管理を、食事の前、最中、後に分けてわかりやすく図解!(内容「BOOK」データベースより)